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利用者のコラム

女性 / 50代 / 内職業務 / 統合失調症


つらい体験を経て得たもの

写真

私の元夫が双極性障がい(躁うつ病)を患わっていました。そんな夫と接しているうちに私もいつの間にか精神を病んでしまいました。

夫は通院していましたが、私は自覚症状が無かったため病院へは行きませんでした。
夫とはその後離婚をすることになり、子供は私が引き取りました。

子供に対して父親としての務めと母親としての務めの両方を果たそうと一生懸命でした。
父親の務めとはつまり仕事をしてお金を稼ぐ、母親としての務めとは子育てや家事をこなすことです。

しかし精神を病んでいたこともあり父親としての務めが思ったように果たせませんでした。

そんな自分を責め続けるうちに遂に身体を壊し、幻覚なども見るようになってしまいました。
結局入院することになり、そこで自分の病気を認識しました。

その間、子供の親権が私から離れてしまいました。
数年間会うこともできず、とてもつらかったのを憶えています。口を開けば子供に会いたいとばかり言っていました。

ですがつらいことばかりではありません。
病気を経験してから周りの人たちに助けてもらうことが増えました。弱い自分を受け入れてもらうことで力を入れずに頑張れるようになりました。 それに加え、周りへの感謝の気持ちが芽生えました。
また、離れていた子供とは今年の春、数年ぶりに再会することが出来ました。本当に嬉しかったです。

仕事のやりがい

今はとても充実した毎日を過ごしています。

Happyでは内職のアクセサリー作りをしています。デザイン、制作から販売、発送までアクセサリー作りのメンバーでこなしています。
もともと洋裁学校を出て服飾デザインの経験があるので、何かをクリエイトするのが好きなようです。

パール

今までは個人としてインターネット上で販売していましたが、今度ハンドメイドのアクセサリーショップを開くまでになりました。
アイデアは沢山あるので、次に作りたいものにもこだわりを持って制作していきたいと思っています。

今後は会社の売上を増やして利益をもたらしたいと考えています。
そのためにこれからもクオリティの高いアクセサリーの制作に励んでいきたいです。

ネックレス作り

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