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利用者のコラム

女性 / 20代 / 移行支援 / 双極性障がい


病気の発病、悪化

私の発病時期は高校3年の頃です。自律神経も悪くなり風邪をひきやすくなったり、記憶力が悪くなるといった症状が出ました。
思い返せば病気の前兆は1学期の頃から現れていたように思います。
最初の病院ではうつ病との診断を受けました。

大学受験の後に病院が変わり、そこで今の病名、双極性障がい(躁うつ病)の診断を受けました。
大学には入学しましたがうまくいきませんでした。休学をはさみつつ、最終的には退学しました。

大学を辞めてからは短時間勤務のバイトをこなしながら過ごしました。
しばらくして、とある就労継続支援B型事業所に入所し、そこへ2年通いました。
その後関連会社のお店でバイトとして雇われることになりましたが、お店とB型との間で情報共有がうまくなされていなかったのか、 自分にはできない業務をあてがわれることがしょっちゅうありました。
出来ないと叱られ罵倒される、そんな日々が続いたため体調を崩し、そのお店は辞めました。

しばらく自宅で療養し体調が良くなってきた頃に地域支援センターの方からHappyを教えてもらいました。

「できないものは仕方がない」

自分の力ではどうにもならない事に振り回されてしまう事が多くなりました。 例えば、低気圧の時は体調を崩しやすくなるし、以前は1回読めば憶えられたものが10回読んでも憶えられない、といった感じです。
以前は当たり前に出来たことが出来なくなる事がつらく、またそれでイライラしてしまう、そして出来ない事がまた増える、負の連鎖に陥っていました。

その連鎖から脱する方法は「できないものはできない」「もうしゃーない」と割り切ることでした。
今でも雨の日は嫌いです。私の身体はそうできているのです。

雨の日

その考えに至ることができたのは、家族や友人のおかげでもあります。
家族や友人は私に病気があっても偏見も持たず受け入れてくれました。付かず離れず、私にとって程よい距離感で接してくれます。
私は周りの人達にとても恵まれていると改めて気付かされました。

BeHappyでの日々

Happyでは自分の裁量で勉強ができます。自分から「これがやりたい」と言えば快くOKしてくれます。
また、きめ細やかに支援してくれるので安心して相談できます。とても居心地が良いです。

ここへ来るまでExcelにはほとんど触ったことはありませんでした。今はスタッフさんに教えてもらいながら勉強をしています。 今度マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)を受けることにしました。

他にもAdobeのIllustratorやphotoshopを独学で勉強しています。そのためデザイン関係の業務を頼まれることもあります。

できること、できないこと、そういったことを見極めつつ、一般就労のための努力をこれからも続けていこうと思います

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